ウインド戦略

映画封切り後、時間を置いてDVDを発売すること等を、こう呼ぶと、ネット上の著作権保護強化は必要か−アニメ動画配信を事例として(済産業研究所田中辰雄)を取り上げた/.Jの話題で知りました。
販売時期などを販売する側が調整して売上増を目指そうという戦略なようです。
つまり、映画封切りでも利益を出して、DVD販売でも利益をだそうということのようです。
ただ、これは、わたしはあまり好きではなく、封切り時期や販売戦略の違いでアメリカで先にDVDがでれば、アメリカで買ってしまいます。


ただ、これをアニメでやるのはどうかなと。
つまり、現在のビジネスモデルでは、TV放映では利益が出ず、その後のコンテンツ販売に依存しているとよく聞くからです。
もう、TV放映は辞めて、すべてネット配信にして、DVDも即発売にすればいいのでないかと思ってしまいます。
#え、直しにかかる時間(w。いや、それも、TV放映を前提にしたスケジュール管理の問題でしょう。
後、ネット配信も、各社バラバラにやっているのはそれはそれでいいので、どこかポータルサイトみたいなのがあれば、もっと利用者が増えそうな気がします。
Youtube(とまとめサイト)がその役割をになってしまっている気がします。
あと、これも、ウィンド戦略なのか、単にインフラの問題なのか、過去作品のネット配信も、なにか、小出しにしてる気がします。
#あ、再放送で、権利者や出演者に使用料を払わないといけない問題か?
その点、Youtubeの品揃えはすごいです(w


DVDの価格については、やはり、高すぎと思います。
どう考えたって、見たい物全部買うには給料が足りません。
売る方も、自分のところの利益を確保するのに精一杯で、パイの取り合いばかりしていて、市場の拡大を目指しているようには感じられません。
#アメリカは安いよという話があるようですが、あれは、画質がとても日本の消費者に受け入れられるとは思いません。
#まぁ、わたしは、よく買いますが。だって、全話入りで、日本の1巻(2話)より安いんだもの。