陵辱系ゲームソフト、製造・販売が禁止に

アーベルグループ開発blog、陵辱系ゲームソフト、製造・販売が禁止にから。
ソフ倫の懇談会で規定の改定が決まったそうです。
で、文章のトーンからも、伝わってくるように、ソフトランディングを狙ったものであることは、自明そうです。
まぁ、しばらく、面白がってエロゲ終了のお知らせとかのアオリが散見されるでしょうが、そういうことではなさそうです。

意見が無いわけではなかった。
ビジュアルアーツの馬場さんや、アイルの森田さん、山本和枝さんあたりの意見がちょっと目立っていたみたい。

アイルとか、それ系の作品も売りのひとつだった気がしますが、どうするのでしょう?
山本和枝さんも、自社のメインブランドでは無いけれど、それ系の作品の原画を書いていたこともあるような?
ビジュアルアーツもそれ系のブランドも抱えているので、意見はあるのでしょう。


というわけで、実際の規制内容しだいだと思いますが、懸念があるとすれば、これがちゃんと火消しになるのか、どうか?
規制を望む団体の中には、陵辱系に限らず、全体を規制したいという思惑もあるでしょうし。
意見が通りそうということになれば、攻勢を強めてこないかとか。


メディ倫は、どうするの?
わたしとしては、遺作とかも好きなのですが、あれは、規制の対象??
ランスは、合意の上?


さて、ごちゃごちゃ書きましたが、わたしがひっかるのは、

国内法に抵触もしていないプロダクトが、海外で批判され、結果的に国内規定の見直しを迫られるという構図を、面白くないと感じる人も多いだろう。(アーベルグループ開発blogから)

です。
チビクロサンボ問題を追っていた時期があるので、あの経緯を知っていると、国内の議論が成熟しないうちの規制には、ひっかかりを感じます。


ソフ倫設立前後の事情も経験したし、コミケで消しが濃くなるのも経験している世代としては、静観するのみです。